ブログ記事、春夏秋冬それぞれの空の色
で、それぞれの季節の空の色の特徴を書きましたが、ここでは順次、具体的な描き方を書いていきたいと思います。
今回は、春の空の色。
春の空は、ちょっと「紫かかっている」のが特徴だと私は思っています。
そうではない春の空も、もちろんありますが、「紫」をいれたほうが、
なんだか “春っぽく”なる感じがするのです。
これは、私が使用しているアクリルガッシュに限らず、パステル・色鉛筆・カラーインクなどでも同じだと思います。
〈使用する絵具(ターナーアクリルガッシュ)〉
写真左から、ホワイト・コバルトブルー(ヒュー)・ウルトラマリン・ミキシングバイオレット・藍鼠(あいねず/ジャパネスクカラー)
両面ジェッソを塗ったイラストボードに描きます。
※ジェッソを両面に塗る理由についてはこちらのブログ
「イラストボードの「そり(反り)」を解消する方法」をご参照ください。
絵具をお皿にとり、色を作ります。
ひとつ(右)は、ホワイト+コバルトブルー+ミキシングバイオレット
を混ぜ、紫がかった水色(ラベンダー色よりも少し青みが強い感じ)
もうひとつ(左)は、ホワイト+コバルトブルー+ウルトラマリン
で、紫(バイオレット)を入れない空色を作ります。
下の完成作品の場合、
紫がかった方を右上半分に 紫が入っていない方を左下半分に塗ります。
よく乾かしたら、ホワイトで雲を描き、藍鼠+ホワイトで雲の影部分を描きます。
完成作↓
途中の過程を撮影するのを忘れて完成させてしまいました…
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Mayumi Ishii (Lyricism art) Instagram
こちらの記事もご参照ください。
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