積雲と積乱雲は晴天時に現れる雲です。

青空に白い雲が映えて、描くのも楽しい空模様です。

しかし、発達しすぎると、雲の下では激しい雨が降り、雷や雹(ひょう)を伴う事があり、また、突風が起こることもあります。

いわゆる「夕立」の原因となるのがこの雲です。

 

こちらは「綿雲」

積雲1(綿雲)

子どもがお絵かきで描く雲は、このような綿雲が多いですね。

 

 

積雲2(扁平雲)

夕暮れ時の扁平雲。

 

積雲3

夕陽に照らされた積雲。

 

 

積雲4

これも、積雲の扁平雲の一種かと思われます。

ふわふわと穏やかに流れる雲でした。

 

 

積雲5(入道雲1)

いわゆる「入道雲」です。

「雄大積雲」の愛称が「入道雲」なんだそうです。

僧侶が向かい合って禅問答をしているようなので、「立ち雲」とも言うそうです。

 

積雲6(入道雲)

私は、お天気に関しては素人なので、積雲と積乱雲の明確な違いはよく分かりません。

積乱雲は、鉛直方向に盛り上がって、巨大な塔や山のように見える雲で、積雲よりも、さらに激しい天候の変化をもたらす雲と考えたら良いでしょうか…

 

暑い日に入道雲の先端部分をじっと眺めていると、もくもくと発達していく様子が見られて、とても面白いです。

 

 

参考書籍はこちら

雲の名前の手帖 (ブティックムック―「名前の手帖」シリーズ (No.348))

 

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Mayumi Ishii(Lyricism art)

 

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