ここでは、空を描くのに必要な絵具の色について、紹介します。
私が使用している絵具は、ターナー色彩株式会社の〈アクリルガッシュ〉
種類がとても豊富で、滑らかな感じが好きです。
「ジャパネスクカラー」や「パステル」などいろいろなラインナップがあるので、画材店で眺めているだけでも楽しいです。
私が今使っている空を描く時に使う色を並べてみました。
まず、青系
左上から ホワイト・コバルトブルー(ヒュー)・ウルトラマリン・ミキシングバイオレット・ターコイズブルー・アクアブルー・アヤナミブルー・パステルマリン・プルシャンブルー(ヒュー)
下段左から ナイトブルー・紺色・ライトブルー・パステルブルー・露草色・スカイブルー・瑠璃色・藍鼠
大体、よく使う順です。
青系以外
左から 青墨・紅藤・ローズピンク・パーマネントイエローオレンジ・パーマネントイエロー・パーマネントレモン
結構、たくさんの種類を使っていますが、本当は最低限、以下の8色あれば十分です。
ホワイト・コバルトブルー(ヒュー)・ウルトラマリン・ミキシングバイオレット・ターコイズブルー・ローズピンク・パーマネントレモン・青墨
これらの色を混ぜ合わせて、使います。
ちなみに、絵具の色名に「ヒュー」とあるのは、Hue=~の色相色
という意味で、元々の顔料に毒性があったり、高価だったりしたものの代わりに、別の顔料を使って、色を近似させている絵具、なのだそうです。
(例えば、コバルトブルーにコバルト顔料を用いず、フタロシアニンやウルトラマリンを用いているなど)
同じく、「パーマネントイエロー」などの「パーマネント」とは、
Permanent=恒久的、不変 という意味から、
以前は六価クロム+鉛という、毒性の高い材料が使われていた絵具は、時間がたつと暗く変色してしまう、という欠点があったが、他の材料を使用することにより、それが改善されたため、「不変、恒久的」という意味で、「パーマネント」の名がついたそうです。
(ちなみに髪の「パーマ」もこの「パーマネント」からきていますね。)
これらの色で、空を描いていきます。
ちなみに、現在私は空のイラストに特化したインスタグラムを更新中ですので、まずは是非、そちらをご覧ください。
これらの空の描き方については、また次の機会に。
参考記事
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