空を描く

イラストで見る空・雲の種類②(積雲・積乱雲)

積雲と積乱雲は晴天時に現れる雲です。

青空に白い雲が映えて、描くのも楽しい空模様です。

しかし、発達しすぎると、雲の下では激しい雨が降り、雷や雹(ひょう)を伴う事があり、また、突風が起こることもあります。

いわゆる「夕立」の原因となるのがこの雲です。

 

こちらは「綿雲」

積雲1(綿雲)

子どもがお絵かきで描く雲は、このような綿雲が多いですね。

 

 

積雲2(扁平雲)

夕暮れ時の扁平雲。

 

積雲3

夕陽に照らされた積雲。

 

 

積雲4

これも、積雲の扁平雲の一種かと思われます。

ふわふわと穏やかに流れる雲でした。

 

 

積雲5(入道雲1)

いわゆる「入道雲」です。

「雄大積雲」の愛称が「入道雲」なんだそうです。

僧侶が向かい合って禅問答をしているようなので、「立ち雲」とも言うそうです。

 

積雲6(入道雲)

私は、お天気に関しては素人なので、積雲と積乱雲の明確な違いはよく分かりません。

積乱雲は、鉛直方向に盛り上がって、巨大な塔や山のように見える雲で、積雲よりも、さらに激しい天候の変化をもたらす雲と考えたら良いでしょうか…

 

暑い日に入道雲の先端部分をじっと眺めていると、もくもくと発達していく様子が見られて、とても面白いです。

 

 

参考書籍はこちら

雲の名前の手帖 (ブティックムック―「名前の手帖」シリーズ (No.348))
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Mayumi Ishii(Lyricism art)

 

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イラストで見る空・雲の種類①(巻雲・巻積雲・巻層雲)

春夏秋冬それぞれの空の色

イラストレーションで描いた春夏秋冬それぞれの空の色

春の空を描く

曇り空(曇天)を描く

 

 

 

 

イラストで見る空・雲の種類①(巻雲・巻積雲・巻層雲)

様々な空をイラストで描いていると、ふと、今まで描いてきた雲の名前が気になりました。

そこで、書籍を参考に雲の名前を紐解いてみることにしました。

 

 

①巻雲(けんうん)

巻雲1

このような、刷毛でサッと描いたような白くて薄い雲です。

沢山の雲の筋が見られる雲は「筋雲」とも言われます。

 

また、

巻雲2

↑このような、鳥の羽のようなものもあります。

 

「巻」の字の付く雲は、空の最も高いところに浮かんでいるそうで、雲粒は氷の結晶でできているそうです。

 

 

 

②巻積雲(けんせきうん)

巻積雲1

白い小石を敷き詰めたような、小さな塊の寄り集まった雲。雲に陰影は無く、全天に広がらないのが、特徴です。

いわゆる、鰯雲・泡雲・鱗雲なども、巻積雲の仲間です。

 

巻積雲2

↑こちらも、巻積雲だと思われます。

「巻」の付く雲は兄弟のようなもので、互いに姿を変えながら流れていくようです。

 

 

③巻層雲(けんそううん)

巻層雲

薄くて白いベールのような雲。

筋や毛のような繊維組織が見られることもあります。雲の粒が氷の粒でできていることから、氷がプリズムの役目をして、巻層雲を通して太陽や月を眺めると、その周りに薄っすらと虹色の暈ができることがあります。

 

これら、巻雲の仲間は、低気圧が近づくと現れる雲で、天気が下り坂であることを告げる空模様となります。

 

参考書籍はこちら

雲の名前の手帖 (ブティックムック―「名前の手帖」シリーズ (No.348))
 

 

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春夏秋冬それぞれの空の色

イラストレーションで描いた春夏秋冬それぞれの空の色

春の空を描く

曇り空(曇天)を描く

 

 

 

 

 

曇り空(曇天)を描く

ここでは、アクリルガッシュによる、曇り空の描き方を説明していきます。

 

曇り空は描いてみたら、意外と描きやすいです。

使用する絵具はほぼ、この5色。

曇り空絵具の色

左から、ホワイト、コバルトブルー(ヒュー)、ウルトラマリン、ミキシングバイオレット、藍鼠(あいねず)。

これに、隠し味として、レモンイエローとローズピンクを加えますが、無くても十分です。

 

 

両面にジェッソを塗ったイラストボードに描いていきます。

イラストボード

 

 

ちなみに、私は筆は使わず、このような、ステンシル用のスポンジで色をのせています。


 

 

 

まず、雲の色の中で、中間くらいの暗さの色を置いていきます。

ホワイト+藍鼠(あいねず)+コバルトブルー+バイオレットを混ぜて色を作ります。

曇り空制作過程1

 

 

次に、雲の色の中で、一番濃い色を載せます。

曇り空制作過程2

使用絵具は、藍鼠(あいねず)+コバルトブルー+バイオレット(暗さの度合いによってはホワイトで明るくします)

 

 

今度は一番明るい部分に絵具を置きます。

(①で混色して作った絵具にさらにホワイトをたくさん混ぜて、明るい雲の色を作ります。)

曇り空制作過程3

 

 

 

再び、濃い色の部分を置いて、メリハリを付けます。

曇り空制作過程4

 

 

 

 

 ①で使用した中間色で全体を馴染ませ、一番明るい部分にホワイトをのせます。

このとき、ホワイトのまわりに、レモンイエローとローズピンクをほんの少しだけ(分かるか分からないか…という程度に)のせると、よりリアルになります。

曇り空制作過程5

これで、完成です。

 

曇り空を描く機会はあまりないかもしれませんが、いざ、描こうとすると(特にアクリルガッジュで)あまり参考になるものが無いかも…?と思い、解説を作ってみました。

 

パステルなどでも、応用できるかと思いますが、透明水彩やカラーインクなどでは、また違ってくるかも知れません。

 

 

参考記事

春の空を描く

 

 

 

 

 

春の空を描く

ブログ記事、春夏秋冬それぞれの空の色
で、それぞれの季節の空の色の特徴を書きましたが、ここでは順次、具体的な描き方を書いていきたいと思います。

 

今回は、春の空の色。

 

春の空は、ちょっと「紫かかっている」のが特徴だと私は思っています。
そうではない春の空も、もちろんありますが、「紫」をいれたほうが、
なんだか “春っぽく”なる感じがするのです。

これは、私が使用しているアクリルガッシュに限らず、パステル・色鉛筆・カラーインクなどでも同じだと思います。

 

〈使用する絵具(ターナーアクリルガッシュ)〉

春空絵具

写真左から、ホワイト・コバルトブルー(ヒュー)・ウルトラマリン・ミキシングバイオレット・藍鼠(あいねず/ジャパネスクカラー)

 

 

両面ジェッソを塗ったイラストボードに描きます。

 

※ジェッソを両面に塗る理由についてはこちらのブログ
イラストボードの「そり(反り)」を解消する方法」をご参照ください。

 

イラストボード

 

 

絵具をお皿にとり、色を作ります。

春空色2種類

ひとつ(右)は、ホワイト+コバルトブルー+ミキシングバイオレット
を混ぜ、紫がかった水色(ラベンダー色よりも少し青みが強い感じ)

もうひとつ(左)は、ホワイト+コバルトブルー+ウルトラマリン
で、紫(バイオレット)を入れない空色を作ります。

下の完成作品の場合、
紫がかった方を右上半分に 紫が入っていない方を左下半分に塗ります。

 

 

よく乾かしたら、ホワイトで雲を描き、藍鼠+ホワイトで雲の影部分を描きます。

 

 

 

完成作↓

春の空完成

 

途中の過程を撮影するのを忘れて完成させてしまいました…

 

 

 

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こちらの記事もご参照ください。

春夏秋冬それぞれの空の色

イラストレーションで描いた春夏秋冬の空の色

空を描くために必要な絵具の色・8色

 

 

 

空を描くために必要な絵具の色・8色

ここでは、空を描くのに必要な絵具の色について、紹介します。

私が使用している絵具は、ターナー色彩株式会社の〈アクリルガッシュ〉

種類がとても豊富で、滑らかな感じが好きです。

 

「ジャパネスクカラー」や「パステル」などいろいろなラインナップがあるので、画材店で眺めているだけでも楽しいです。

 

私が今使っている空を描く時に使う色を並べてみました。

 

まず、青系

ターナーアクリルガッシュ青系

左上から ホワイト・コバルトブルー(ヒュー)・ウルトラマリン・ミキシングバイオレット・ターコイズブルー・アクアブルー・アヤナミブルー・パステルマリン・プルシャンブルー(ヒュー)

下段左から ナイトブルー・紺色・ライトブルー・パステルブルー・露草色・スカイブルー・瑠璃色・藍鼠

大体、よく使う順です。

 

 

青系以外

アクリルガッシュ青系以外

左から 青墨・紅藤・ローズピンク・パーマネントイエローオレンジ・パーマネントイエロー・パーマネントレモン

 

 

 

結構、たくさんの種類を使っていますが、本当は最低限、以下の8色あれば十分です。

アクリルガッシュ8色

 

ホワイト・コバルトブルー(ヒュー)・ウルトラマリン・ミキシングバイオレット・ターコイズブルー・ローズピンク・パーマネントレモン・青墨

 

これらの色を混ぜ合わせて、使います。

 

ちなみに、絵具の色名に「ヒュー」とあるのは、Hue=~の色相色

という意味で、元々の顔料に毒性があったり、高価だったりしたものの代わりに、別の顔料を使って、色を近似させている絵具、なのだそうです。

(例えば、コバルトブルーにコバルト顔料を用いず、フタロシアニンやウルトラマリンを用いているなど)

同じく、「パーマネントイエロー」などの「パーマネント」とは、

Permanent=恒久的、不変 という意味から、

以前は六価クロム+鉛という、毒性の高い材料が使われていた絵具は、時間がたつと暗く変色してしまう、という欠点があったが、他の材料を使用することにより、それが改善されたため、「不変、恒久的」という意味で、「パーマネント」の名がついたそうです。

(ちなみに髪の「パーマ」もこの「パーマネント」からきていますね。)

 

これらの色で、空を描いていきます。

 

ちなみに、現在私は空のイラストに特化したインスタグラムを更新中ですので、まずは是非、そちらをご覧ください。

 

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これらの空の描き方については、また次の機会に。

 

参考記事

春夏秋冬それぞれの空の色

イラストで描いた春夏秋冬の空の色

春の空を描く

 

 

 

イラストレーションで描いた春夏秋冬の空の色

春夏秋冬、それぞれの空の特徴を描くことは、それほど難しいことではありません。

まずは、春の空。

「はるいろ」

「はるいろ」

このように、天頂の辺りにすこし紫がかった青を使うと、春らしくなります。

そして、遠くの景色は、ぼんやりと霞がかかったように描きます。

 

 

 

夏の空は、緑がかっているというか、ターコイズブルーをコバルトブルーに混ぜてグラデーション。そして、入道雲。

「夏の思い出」

「夏の思い出」

景色のなかの緑も濃く。

 

 

 

秋は一年で最も「薄い」水色の空。

「故郷の空」

「故郷の空」

 

高く、澄んだ空の色をいつも模索しています。

鱗雲や巻雲など、秋ならではの雲の形にも注目して描くのが楽しい季節です。

 

 

 

 

冬の青空は、一番深く、濃い、「宇宙の青」を感じます。

「雪の朝」

「雪の朝」

 

最も空気の綺麗な季節でもありますので、青の奥底に「黒」が潜んでいるような、そんな色を感じます。

天頂あたりにはウルトラマリンブルーとコバルトブルーを使い、色の深さを表現したいと願いながら描きます。

 

 

※こちらで紹介した作品は、すべてターナーのアクリルガッシュを使用しています。

 

 

今回は、春夏秋冬の「青空」に注目して、私のイラストレーションを参考に見ていただきました。

 

客観的に見て、自分がちゃんと描き分けられているのかどうかは、皆様の評価に委ねなければなりませんが、一番大切なのは、

「これは、春の空なんだ!」

という、自分自身の納得、そういったものではないかと。

 

他人を納得させる前には、まず自分ですね。

 

 

「春夏秋冬それぞれの空の色」

「春の空を描く」

 

春夏秋冬 それぞれの空の色

それぞれの季節ならではの
空の色ってありますよね。

雲の形なんかは分かりやすい
見分け方ですが、実は雲ひとつない

「晴れた日の青空」

でも、その季節っぽい空の色
というのはあります。

まず、

「春の空」は、天頂近くに
なるほど、ほんのりと青紫色を
帯びていく感じです。
そして地面に近い方はすこし薄い青
真ん中あたりは、意外にしっかりと
した色です。

春の空

「夏の空」は、一番描きやすいかも
知れません。
上の方はセルリアンブルーと
コバルトブルーを半分ずつ混ぜたような
しっかりとした青色。
下にいくぼど、やや黄色みのある薄い青
(セルリアンに白を多めに混ぜる)

そして入道雲などを描けば夏の空って
感じになります。

夏の空

「秋の空」は、全部の季節の中で
一番薄い、「水色」です。
でも、ぼんやりしているのではなく、
清々しさ、みたいなものが感じられる
色。
雲は鱗雲や鰯雲、私は巻雲とかを
描くのが好きです。

秋の空

そして、

「冬の空」特によくはれた日の青空の
天頂近くの空色は、黒に近いと
私は感じます。
大気が澄んでいるので、宇宙の色が
見えるのかも?
などと考えたりします。

冬の空

でも、実際に描くときは、さすがに
黒は混ぜられませんので、
ウルトラマリンブルーと
コバルトブルーを混ぜたりします。

ここに書いたのは、季節の空の一例で、
実際、空の色は毎日、刻一刻と変化して
いますし、出来ればスマホから顔を上げて

今日の空の色

を観察してみると、
面白い発見があるかも知れません。

 

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「イラストレーションで描いた春夏秋冬の空の色」

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